こんにちは。株式会社サンステラの「DAWA(ダーワー)」です。
中国出張紀行パート2、泰州では更に大型3Dプリンター製造メーカー「OMNITECH」さんを訪問しました。
「OMNITECH」さんは、業務用大型FDM方式3Dプリンターを製造している中国有数のメーカーで、Polymaker社のフィラメントを思う存分使っています。
「PolyMax PC」(旧:PC-MAX) ではこんな大きな造形物が!
デュアルヘッド3Dプリンターなので、サポート除去は「PolyDissolve S1」(水溶性サポート材)をふんだんに使っていました。
そして、今話題のフィラメント「PolyCast」
ロストワックス製法は鋳造の中でも低コストで生産できますが、ワックス模型を作るにも金型(アルミ型)が必要です。
そこに、3Dプリンターで「PolyCast」を使用して模型を出力し、「Polysher」で表面仕上げをすれば、金型なしでそのまま模型が作れ、更に「ツリー組立て」→「コーティング作業」へと進められます。
この、ロストワックス製法に3Dプリンターを融合することで以下のメリットがあります。
・小ロット(約200個以下)であれば大幅に生産時間を短縮できる。
・3Dプリンターでモデリングする為、複雑な金属部品を生産できる。
鋳造産業を取り巻く環境が日々変化しています。