Polymaker PC-ABS フィラメント
2022年7月より、新スプール、新パッケージとなりました。
Polymaker™ PC-ABSは優れた靭性と耐熱性を有する複合材です。
綺麗な表面仕上げ、および金属メッキ加工に対応するところも特徴です。
- 特徴①
- PolymakerのすべてのPC材料の中で、一番高い耐熱温度(135℃)を有します。
- 特徴②
- シャルピー耐衝撃性がよく、靭性に優れています。
- 特徴③
- 綺麗な表面仕上げができます。
- 特徴④
- 金属メッキ加工に最適です。
- 特徴⑤
- 後処理しやすい。メタライズ、ペインティング、溶接、ボンディングなどができます。
Polymaker PC-ABSフィラメント基本仕様
カラー | 全2色 ホワイト、ブラック |
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平均フィラメント径 | 1.75 mm (< ± 0.05 mm、通常は~ ± 0.02 mm) 2.85mm(取り寄せ)はこちら |
重量 | 1,000g |
推奨プリント温度(*1) | 250 – 270 °C |
推奨プリント速度(*1) | 30-50 mm/s |
推奨ヒートベッド温度(*2) | 90-105 °C |
チャンバー温度 | 90-100 °C |
*1:推奨プリント温度と推奨プリント速度は、プリンター種類や環境によって変化します。
*2:造形プレートの加熱が可能な場合
*2:造形プレートの加熱が可能な場合
1,000gスプール詳細
パッケージ寸法 | 209mm(W) x 223mm(D) x 75mm(H) |
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パッケージ重量 | 1.4Kg |
スプール寸法 | 200mm(W) x 200mm(D) x 60mm(H) |
スプール内径 | 55mm(W) |
注意事項:
- PolyMaker PC-ABSは、チャンバー保温が必要です。90-100℃に保温することです。
- 造形プレートを綺麗に掃除、造形物との定着力を良くするには表面にBuildtakがお勧めです。
- プリント時、層間接着性を良くする為に、クーリングファンをオフにすることを推奨します。
- プレートからの造形物の取り外しを容易にするために、フレックスプレートをお勧めします。
- PolyMaker PC-ABSを使用する際は、常にラフト付きでプリントすることを推奨します。プリント後のラフト除去を容易にする為、ラフトと造形物の距離を約0.2mmに設定してください。
- 即時にサポート材を取ります。
- 最良印刷効果を得るには引き戻り距離は1-3㎜、引き戻り速度は60㎜/sに設定してください(設定はなければ大丈夫です)。
- 吸湿した場合の乾燥設定は80℃で8時間です。
- PolyMaker PC-ABSは、印刷プロセスの直後に90℃で1時間アニールすることを推奨します。
- 印刷する時、PolyBoxと一緒のご利用をお勧めします。また最良の印刷結果を得るためには、材料を常に乾燥状態に保つためにPolyBoxやビニール袋の中に保管することをお勧めします。
- Polymaker社製品のSDS(安全データシート)、TDS(テクニカルデータシート)、RoHSはダウンロードページにてご確認いただけます。
その他技術的な質問がございましたら、お問い合わせください。 - Polymaker社製フィラメントを使用中、万が一、3Dプリンター機器に破損や故障があった場合、当社は3Dプリンター機器に対して一切の責任を負いかねます。