2019年5月、Polymaker社、上海建工、酷鹰ロボット社は、プロジェクトチームを組み、3Dプリンターで巨大な橋を作り、中国の泉州で完成させた。
重さ12t、長さ17.5m、わずか5週間で制作した。
日本では、安全基準の問題でなかなか実現するには難しい話題だが、耐候性に優れた「ASA」と「ガラスファイバー」を組み合わせる事で、橋も建設できるようだ。
同プロジェクトは昨年2018年11月、上海桃浦公園に橋を完成させ、中国では「3Dプリンターで作った橋」として、ニュースで大きく取り上げられ、話題となった。
今回は最新モデルを投入し、前回と異なる造形プロセスを採用した。自動出力化で無人操作が可能に、造形速度も大幅に向上し、約10Kgのヘッドを駆使して僅か5週間で完成させた。強度は鉄筋コンクリート並みで、1㎡あたり2KNの圧に耐えられる。
工事完成日 | 2018年11月 | 2019年5月 |
場所 | 中国 上海桃浦公園 | 中国 泉州 |
サイズ | 長さ:15.25m 幅:3.68m 高さ:1.1m |
長さ:17.5m 幅:3.2m 高さ:3.2m |
重量 | 6t | 12t |
制作期間 | 4週間半 | 5週間 |
印刷速度 | 8㎏/h | 10-12kg/h |
構造 | 水平印刷、一体成型 | 垂直印刷、16分割組み立て |
材料 | PolyLite ASA、ガラスファイバー | PolyLite ASA、ガラスファイバー |
参加企業 | 酷鹰ロボット 上海建工 Polymaker | 酷鹰ロボット 上海建工 Polymaker |