『 Qidi Tech X-Plus 3 3D プリンター』をご使用中で、PolyLite PETG / 1.75mmをご購入いただいたお客様のフィラメントレビューをご紹介いたします。
歯車
ずん様
歯車
上:モジュール1、歯数12、厚さ6㎜
下:モジュール2、歯数17、厚さ6㎜
軸径φ6
ラック
モジュール2
長さ160㎜
厚さ6㎜
固定用の穴が3つ
ロボットの部品として使用する歯車です。ラックとピニオンとして使います。水平方向に動かすためのものなのでそこまで大きな荷重はかかりませんがある程度スムーズに動いてもらわないと困るところです。ただし、高速で連続回転するわけではないので軸もプリンターで印刷したものを使い、転がり軸受などは使わず潤滑剤を塗るだけです。初めは他社のPLAを使用して製作していて、特に問題はありませんでしたが、ラックが少ししなるのが気になったので、強度や合成を比較するためにPET-Gを試してみようと思いました。
PET-Gを使用したのが初めてだったのでプラットフォームに定着させるのに苦労しました。初めは初期レイヤー印刷速度を55㎜/sから20㎜/s、初期レイヤーライン幅0.4㎜から0.6㎜に変えたら完ぺきとは言いませんが定着するようになりました。まだこれからパラメータを調節していく感じになると思います。
最近はやりの爆速機で印刷していますがさすがに500㎜/sの印刷ではうまくいってもPLA未満の強度になってしまいました。プリンター側の推奨速度は120㎜/sだったのでそれでいい感じに仕上がりました。
PET-Gの特性についてはあまり調べていませんがPLAよりも柔らかい印象を受けました。強度というよりも耐熱のためにPLAの代わりに使うかなと思います。
外観は、もう少し光沢があるのかなと思いましたが意外とそうでもなかったので冷却の度合いを変えると変わってくるかもしれません。また、上部からインフィルが少し見えるくらいの透明感です。
匂いはほぼ感じません。
使用フィラメント: Polymaker製フィラメント 『PolyLite PETG』 |
|
---|---|
使用3Dプリンター: Qidi Tech X-Plus 3 3D プリンター |
※これらの情報は、本商品をご購入いただいたお客様のご意見であり、動作を保証するものではございません。
動作確認をご希望される方は、まずサンプルをご購入の上、ご自身の3Dプリンターでお試しください。