『MakerBot Replicator 2 3Dプリンター』をご使用中で、PolyTerra PLA / 1.75mmをご購入いただいたお客様のフィラメントレビューをご紹介いたします。
VR用センサーマウント
Sachika/Lapin様
VR空間でのアバターに自分の体の動きを認識させるためのセンサーを、主に腰、両足首、両膝、両肘の合計7箇所に固定するためのマウントプレートと、取り付けるセンサーによっては大きさが異なるものがあるため、大型のセンサーや形が異なるタイプのセンサーも取り付けができるようにするためのアダプター・スペーサーを制作いたしました。
モデルデータの製作にはフリーの3Dモデリングソフトを使いSTLデータを作成し、プリンター付属のソフトからプリンターへ出力しています。
今回初めて3Dプリンターを使用してデジタル空間上ではなく、現実で使用する用品を自主制作いたしました。初めてですのでほか製品との比較はできませんが、素人なりに感じた事をお伝えできればと思います。
まず印刷してみての総評は「とてもコスパがいい」です。
購入に当たってPolyTerra PLAとPolyLite PLAの2つで迷ったのですが、予算等も考えてPolyTerra PLAを注文させていただきました。
実は購入前に知り合いからPolyLite PLAの端材ボビンを頂いたことがあり、そちらでテスト印刷はしていましたので、PolyLite PLAで印刷した場合の硬さや精度は知っていたので、安くなったぶんの品質がどのくらい影響が出るのか正直不安ではありました。
しかし実際にPolyTerra PLAで印刷をかけてみたところ、ほぼ寸法精度は変わらず、一番不安だったナットホール部分もきっちり印刷できました。他の部分もバッチリです。(製品に穴が開いてしまうのは恐らくモデルデータの作りが悪いのもあると思うので気にしていません)
唯一気になるところがあるとすればPolyLitePLAと比べてほんの少しだけ柔らかく、しなりが出ることでしょうか。ただ私の環境では実用上全く問題ないのでこれもヨシです。
また、これは使い切ったあとの話なのですが、ボビンが紙製なのは一般家庭用として使うにはありがたかったりします。プラスティックボビンだと、捨てられなくはないですが場合によっては処分に困りそうですが、紙製なら可燃ごみで出せるので…
これらのことを踏まえ上での総評として「コスパがいい」ですね。初心者の方はこれから始めるのが間違いないと思います。印刷失敗してフィラメントをロスしてもそんなに痛くありません。おすすめです。
資材が届いたので、テスターさん用のモデルを印刷中。
フルセット印刷するのに2日かかるっぴ! pic.twitter.com/vD6Tv4ebUQ— 幸花・アランバーテル@フェンダーを盛れ! (@Sachika_Lapin) March 2, 2022
使用フィラメント: Polymaker製フィラメント 『PolyTerra PLA』(グリーン) |
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使用3Dプリンター: MakerBot Replicator 2 3Dプリンター |
※これらの情報は、本商品をご購入いただいたお客様のご意見であり、動作を保証するものではございません。
動作確認をご希望される方は、まずサンプルをご購入の上、ご自身の3Dプリンターでお試しください。